ショパンを嗜む2019-08-07



本を読んだ。



ショパンを嗜む
著者:平野啓一郎
出版社:音楽之友社

平野啓一郎が小説《葬送》の取材ノートをもとに、ショパンについて綴った本である。 

《日蝕》、《一月物語》と読んで、《葬送》が出版されるとすぐに購入。
ドラクロアについて読みたかったのである。
が、途中まで読んで、、、いまだそのままになっている。
ドラクロア、ショパン、、、、と想いながら、ああ、ほっている。
時間がたつのは早い。

まずはこの《ショパンを嗜む》から。

ショパンとドラクロアの友情についても書いているが、
面白いのは、
ドラクロアはショパンの音楽を愛したのに対し、
ショパンはドラクロアの絵を理解しなかったらしい。
芸術家同士の友情というのは、《互いの芸術の尊敬》とばかりではないということ。
意外とよくあることかもしれない。



出島の灯台と杢兵衛造船所sketch2019-08-09

とても気になってしょうがなかった所。
琵琶湖大橋まできたので、
ついでに寄ってみました。



★出島灯台(でけじまのとうだい/でじまとうだい)
「堅田湖族(かたたこぞく)」とまで呼ばれた人々の活動拠点の目印。
木製の可愛い灯台です。





★杢兵衛造船所
創業明治5年の老舗の造船会社。
母なる琵琶湖に向かってドックがあり、
琵琶湖に浮かぶ多くの中型・大型船はこの会社で製造しているとのこと。

あの「うみのこ」や「ミシガン」なども
ここで組み立てられたそうです。