共犯 ― 2020-08-08

台湾映画には
興味深い学園モノが多い。
★共犯
原題:共犯 Partners in Crime
監督:チャン・ロンジー
台湾:2014年
《台湾青春映画の新たな一ページとなる作品》
という触れ込みに惹かれて観ました。
台湾青春映画は時代の世相や風俗をタイムリーに反映させ、
しかもナチュラルな表現スタイル。
今回の作品は、SNSと孤独がテーマ。
孤独って難しいテーマだなぁと思いつつ、
つい前のめりで観てしまいました。
日本のマンガ原作のような甘い思春ものではありません。
結構ビターな社会性ある仕上がり。
何処かツボを外しているようにも感じました。
透明感ある映像に任せて、
説明描写がちょっと不足しているのかも、、、
青春の儚さ、痛さ、脆さが詰まった作品という、
《触れ込み》通り、でした。
イチオシ台湾青春物語。
シャレード ― 2020-08-09
シネマです。
劇場で何度も観ています。
DVDでも何度も。
今回はプライムビデオです。
★シャレード
Charade
監督:スタンリー・ドーネン
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演者:ケーリー・グラント、オードリー・ヘプバーン、他
1963/アメリカ
50年以上も前の映画ですが、
面白さは変わらない。
人気作品ですので、いまでも時々劇場上映があります。
その度に劇場へ。
オトナのオードリー・ヘプバーンは、
とても可愛い。
潤んだ眼差しには癒されます。
ヘンリー・マンシーニの音楽も心地よい。
記憶にのこるメロディ。
セーヌ河の夜の遊覧船、
ノートルダム寺院、
メトロの追跡劇、
劇場でのサスペンス
50年前のクラシックカー
などなど
映画の作りは何処かヒッチコック風です。
島はぼくらと ― 2020-08-09

本を読んだ。
★島はぼくらと
著者:辻村 深月
出版社: 講談社
辻村さんの書き下ろし小説。
彼女、直木賞作家、
ライトな感覚でいまや人気女性作家の一人になった。
母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。
美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。
父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。
熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。
(登場人物4人の紹介文はAmazonより)
4人の物語のようで、実は島に住む様々な人たちが登場する。
高校生青春物とは早計には言い切れない、辻村さんの想いが綴られているのだ。
島の子ども達は、中学までは地元の学校で過ごすが、高校はフェリーで本土の高校へ通う。
多くの子ども達は、島で育ちながらも、いずれは進学就職で島を離れる。
親はそのことを解りながら、《いずれは島を離れる子ども》を覚悟しながら子育てをする。
《故郷を巣立つ》ことの想い、
《故郷に留まる》ことの想い。
島の共同体社会の現実と未来を重ねながら、いろんな人の想いがいっぱい詰まった作品。
ちょっとうまくでき過ぎの物語ではあるが、
読書途中、そして読後に爽快感が残り心地よかった。
ひょっとしたら、
《これはとてもいい作品なのではないか》
喜多川歌麿女絵草紙 ― 2020-08-14

本を読んだ。
★喜多川歌麿女絵草紙 (文春文庫)
著者:藤沢周平
何気なく選んだ文庫本。
予想外に良かったー、
さすが藤沢周平。
哥麿は江戸の謎の絵師の一人。
多彩な絵師、戦略的な絵師。
浮世絵絵師は、時にエロ絵師みたいなイメージさえがつきまとうが
藤沢周平によって僕の喜多川哥麿観が完全に変わった。
物悲しい心境の哥麿像が描かれる。
まさに
沁みるなぁ
特に、女弟子千代との関係が、情感深く描かれ、秀悦。
しっとり。
謎の絵師写楽や馬琴なども登場し、
江戸の浮世絵世界へ一瞬にワープ。
青い山脈 ― 2020-08-14

★青い山脈
原作:石坂洋次郎
監督;西河克己
出演:吉永小百合、浜田光夫、高橋英樹、二谷英明、芦川いづみ、他
1963/日本映画
1963年作。
ノスタルジーたっぷり。
実はこの作品は、
僕の持っている「青い山脈」とは少しイメージが違います。
滋賀の彦根でロケをやっています。
ですので、
1960年代の城下町彦根の街の様子を見ることができます。
場面が変わるたびにここは何処かな?
いまも所々に当時の雰囲気は残っています。
琵琶湖の様子は今も変わりません。
出演者の顔ぶれが懐かしい。
ヒロインの吉永小百合はゴム毬のように弾けている。
眩しいくらいに弾けている。
浜田光夫の眼がキラキラしている。
高橋英樹の学生服姿は、信じられないくらいのスリム感です。
芦川いづみの清楚な美貌にはうっとり。
左卜全にはただただ唸る。
藤村有弘、南田洋子、二谷英明などなど、
懐かしい人たちがごっそりでてくる。
完全にタイムスリップしてしまった。


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